鍼灸院の患者さんの中に、どこかの学校の校長先生の母親がいた。

息子の学校の校長先生は送り迎えの付き添いできていました。

母親はヨボヨボのおばあさん。

息子(校長先生)は50代後半のいわゆるおじさん。

 

 

 

患者の息子、校長先生はマザコンだった?

 

 

ヨボヨボのおばあさんは、

息子の50代のおじさんの事を

小学生か中学生、もしくは、高校生や大学生、

または社会人1年目とか社会人って数年くらいの子供をあつかうような

接し方に、

 

 

当時21,22歳程度の歳の私には見えたのです。

当時は何となく、マザコンっぽく見えていたのです。

 

 

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だけど、年を取るにつれ分かったのですが、

ああ、あれは家族として当然の接し方だったのだなって思えてきました。

 

 

なんというか、

「母親は息子が何歳になっても、自分の子供」という所です。

これから何歳になっても、親と子供の間柄は変わらないものだなと

歳を重ねて思いました。

 

 

 

これは、手書きの文字に似てますね。

大人になったら手書きの字は勝手に大人の書いた綺麗な「字」になるんだ。

って子供の時思ってたけど、

大人になってみると、ほとんど子供の時と字の綺麗さ変わってないなって。

 

 

あの校長先生は、

母親に子供であり続けるという、

親孝行の態度でもあったんだと今に思うと

そう思うのだ。

 

 

 

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都市部の鍼灸学校に出てその地域で就職・独立。その後、あり得る現実的な問題点とは?

 

親元を離れて、田舎から都市部の鍼灸学校に行って、

そこからまた都市部の鍼灸学校の

そのエリアで就職する人も多いのではないだろうか?

 

その流れで、土地感も在学中よりも付いてきて、

働いてるエリアのここだったら、

独立開業もねらい目だな!とか、

ここだったら訪問鍼灸でまだ穴場なのかも!

っていうのが見えてきます。

 

となると、そこで鍼灸院を独立開業っていう流れもあると思う。

 

 

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もしかしたら、この先思わぬことがあるかもしれません。

 

分かっている事なのですが、

その時になって、そのちょっと前になって気づかされることがあります。

 

 

「あー、母親、父親も歳を取るんだな。」っていうことです。

 

 

そんなの分かってるけど、

ある程度の年齢にならないと実感がわきません。

10歳(小学生)の子供が20歳(成人)の世界は実感がわかないように。

15歳(中学3年生)の子供が25歳(社会人なって少し)の世界や感覚は実感がわかないように。

 

 

 

あーー。

親はいつか亡くなるんだ。

 

 

亡くなる前には、数年間は、

最初にあげた校長先生の母親のように体がヨボヨボになってくる。

 

 

 

 

 

地元の田舎から都市部に鍼灸学校に行ってそのエリアで開業。

(例えば、九州なら関西や東海、関東、東北に学校と就職、独立開業するって感じです。)

 

 

このパターンは、

 

ある年数になってくると、親も弱ってくるので、

親元の土地の近くに行った方がいいのでは?

(親元のところに何かあったらすぐ行ける距離を拠点に仕事をした方がいいのでは?)

 

っていう選択肢があとあと出てくる可能性があります。

 

 

 

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実際今、

鍼灸師でなくとも、

企業勤めで親の介護のためにその企業キャリアを捨てて

介護離職する人もかなりの数いて、

企業の利益損失につながっているとニュース記事も見たことあります。

 

 

 

思春期とか20代前半くらいの時って、

「親なんてどうでもいいやぁ。」

「親は私を勝手に生んだんだ。自分が楽しければいい。」

って思ったりもするのですが、

実際、加齢による親の死がリアリティを帯びてきたときに、

まったく行動が変わることが予測されます。

 

 

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これまで、就職したりバイトしたりしてきた中でも

そういう親の介護や親の面倒を見る理由から、

高い収入を切り捨ててでも、

地元の田舎に戻って賃金の安いところに就職している

40代以降の人も数名出会いました。

 

知り合った人から聞いた実際の出来事で、

親の介護のために田舎に住み直すって言う事は、

夫婦の場合、田舎に何て暮らすのは嫌だと離婚の話になったりもするんだとか。

 

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「親元で暮らすのは、自律してない?」んなこたないぜ。

 

 

情報の印象は書き手によって変わる。

 

現在、親元で暮らすのは自律してないんだ。とかTVやネットでは言われていますが、

実際そうなのでしょうか?

 

 

私が子供の頃、小学生の時にならった事は、

「核家族」の深刻化みたいなものでした。

(簡単に言うと、子供が大人になり親元を離れて世帯を持ち暮らす事)

親を捨てて、子供は都会に行き別所帯を持つことを、

言ってみれば、親の面倒を見ないなんて・・・と

あわれむような教育だったのです。

 

 

今の世間の流れはむしろ逆、

「親元で暮らす=だらしない」

その反面、

「親元を離れているため介護される老人(親)が子供に見捨てられている」

という話もあるでしょう。

 

 

 

情報やニュース・教育って時にめっちゃいい加減です。

昔は、電話加入権を質に入れてお金を借りれたり?

ゴルフ会員権がステータスだったり?

その時の流行り?世相?って後になってみると

けっこうナニコレ?(笑)って感じだったりするんですよね。

 

 

恋愛ドキュメント?番組で、男女数名、同居して・・・といった番組。

あれはシェアハウスのスポンサー(不動産系)でもいるんじゃないでしょうか?

一時、TVでは急にシェアハウスがいいよ!って取り上げてましたね~。

最近?少し前には、有名タレントを広告等にしてCMもしていた

「女性用シャアハウス:かぼちゃの馬車」が、

オーナーに高金利をうたっておきながら数十億円単位の負債を抱え倒産しましたね。

 

CMうつってことは、どこかのスポンサーってことですねー。

 

(ちなみに、youtubeで「カボチャの馬車 cm」で検索すると動画出てきます。

あの有名タレントが出てます。)

 

 

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ぶっちゃげ親と同居する方が一人暮らしより大変だろ。親の面倒見てて偉いわ。

 

話がずれました。

 

私が思うのは、

親元を離れようが、親元で暮らそうが個人の自由。

 

 

親元で同居して暮らす。というのは、

親の面倒を見ている事にもつながる。

親の面倒を見る覚悟がすでにできている。

とも言える訳です。

むしろ、楽ではありません。

 

たまの休みには、親の用事で親を車で乗せて運転手したりと。

ぜんぜんおもろくありません。

 

 

実家で親元で暮らすよりも、

一人で暮らしてた方が実際めっちゃ気楽でしょ?

 

 

私自身は、親と同居はしていないです。

(兄弟が親と同居してる)

 

 

親と同居してるやつはすごい偉いんだよ。

私はそう思う。

 

 

これが鍼灸とどう関係あるかって言うと?

 

内容重複してるかもだが、

 

 

これらの話、鍼灸とどう関係あるかって言うと、

田舎から遠くの都市部の鍼灸学校に入学して、その流れで都市部で就職、開業。

ってなって、

独立開業した鍼灸院がうまくいったにも関わらずに、

30代後半や、40代、50代ごろになって、

 

親の面倒を見るために、

その鍼灸院の繁盛を捨てて田舎に戻る選択が現れてくる可能性があるっていうこと。

 

私みたいに兄弟が、親元に居たらまずいいかもだけど。

兄弟いてもみんな、親からずっと遠くのところで就職してる、

ってなると、

ある程度、年取ってきたら、「親、どうするんだよ?」

って所が出てくる。

 

 

私が介護施設で働いていた時は、

毎週400km位の距離を通って、

親の入所してる介護施設に通われてる御家族もいました。

移動も大変ですが、交通費ガソリン代も大変です。

その方は、デパートの副社長?か何か役職の方でした。

 

 

 

鍼灸独立の際に、自宅(親の家、実家)で開業する人もいると思います。

これって、ひとつの?

介護離職につながらない。

これからの時代にとっていい働き方なのかな?って言うのも思いました。

 

 

 

 

まぁ、こういうこともありうるので

鍼灸を独立開業する時の場所を選ぶときに

心の片隅にでも入れておきたい事です。

 

若いうちには、理屈では分かっていても

体感として全く気づかない事なので。

 

 

 

 

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