稼ぎたければ、働くな。 [ 山田昭男 ]
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稼ぎたければ、働くな。/(著)山田昭男
2012年11月10日初版
サンマーク出版
156ページ
ISBNコード: 9784763132475

 

 

未来工業創業者、山田昭男の著書。(この著書を出した時の年齢は80歳。)
年休140日で高年収という日本企業の中では
けっこう有名な会社。

休日が日本一多いとか
週休3日(←現在は違うのかもしれない)の会社があるということで
はじめこの会社を知りました。

著書によるとビニールパイプや建物の中に入っているジョイントボックスというモノを売っているそう。
会社に販売してるモノなので
未来工業の会社名を知っていても、
実際は、業者以外ではあまりなじみのない会社でもある。

 

 

 

他にも有名企業創業者の書いた著書を読んだりするのだけど、

この社長たちの考え方が、

鍼灸で言えば、

陰陽説や五行説に通じるものがあるなって思えるものがある。

 

 

この本のタイトル、「稼ぎたければ、働くな。」も虚を突いている?
というか、通常にある思考が例えば、「陽」
であればこのタイトルは「陰」の方向性も考えたものと言える。

 

 

この著書の中には、(儲からない)みんなと同じ事やってても儲からないのは当たり前だ。
といった内容の事がちりばめられています。

とにかく「逆張り 思考」というか。

これというのは、
鍼灸治療で言えば、虚してるならば補法と言った感じですかね。

文字も少なく文章も分かりやすい文章なので本を読むのが早い人なら2~3時間で読み終わるでしょう。
読みやすい本です。

 

 

 

私自身は図書館でたまたま目について借りて読みました。

 

 

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気になった文面を軽く私の言葉で言い直して列挙していく。
(引用の文章は「”」「”」でくくってるあります。)

 

 

・人と同じ事をしていたらダメ差別化しよう。差別化するために常に考えること。

 

・ビニールパイプの色を他社が出していないカラーにしたら売れた。(こういう細かい差別化で商品数を増やし売り上げも上げている様子)

 

・”小さな会社や一個人が、力のある相手とまともに渡り合おうと思ったら先手を取るのがいちばんだ。”(P24引用)

 

新聞は、朝日新聞・中日新聞・沖縄タイムスをとっている。
新聞を読むときは内容を疑いながら読んでいる、漫然と読むよりはっきり印象に残るため。
沖縄タイムスは沖縄の企業にアドバイスをしているためローカルな情報が必要であるから。

情報を疑いながら読むといろいろ見えてくるそう。

・”日本では90%の人は、まだちゃんと雇用されて働いているのだ。
九十%はピンピンしているのに、まるで九十%が失業して、国が滅びてしまうような雰囲気をつくりだしているのは、裏にどんな意図があるのだろう。
そんなふうに考えながら読んでいくと、いろいろ見えてくるから面白い”(P37引用)

 

 

”人との付き合い方は、堅苦しいよりも馴れ馴れしいほうが絶対にうまくいくというのが四十五年間営業をやってきた私の実感である。”(P98引用)

 

 

”私はよく常識を真逆のことをやる。”(P103引用 )

⇒休日ふやす。
タイムカード廃止。
残業は禁止。(社員三人以上でサークルを作れば補助金をあげる等)
福利厚生の充実。
給料は業績が上がる前にあげていく。
会社の鍵をかけない
携帯は持たない
などなど

 

 

 

 

 

”ありもしないことを空想するのがマイナス思考だ。実際に起こったことを検証して、それに備えるのがリスク管理であり、プラスの想像力だ。”(P105引用)

この辺のページの話はすごく奥深い。

 

 

 

この本の
P114は、なんとなくグサッと来る文章でした。
この辺の章だけでも読んでみて欲しい。

パート・派遣社員の雇用条件が、鍼灸師の求人みたいなww笑えない。

”細かい数字の話になるが、正社員を雇うと、たとえば毎月三十万円の給料を払わねばならない。ボーナスも退職金も百%払い、その上社会保険もつけなければいけない。企業にとっては荷が重い。
ところがパートや派遣社員となると、給料は半分の十五万円でいい。おまけにボーナスも退職金もいっさいはらわなくていいし、面倒な社会保険もいらない。雇う側にすればこんなうまい話はない”(P114引用)

 

 

・”余暇を楽しめるのは人間の特権だ。人間らしい幸せな生活を送るためにも、しっかりと余暇をとり、それを楽しもうではないか。”(P121 )

「土曜半休、平日十四時間拘束の整骨院」とかあるらしいですね。
みなさんは余暇とれてますか?

 

 

 

・経営者の集まりで、ある会社の経営者は、
部下が成績をあげるようにするには支店長会議などで殴ることなのだという。
その支店長はきっと帰ってその部下をなぐり、その部下はさらに下の部下を殴る。
一時的に良かったその会社は、経営がかなり厳しいものになった。

 

・成績のいい社員をそのままリーダーにしてしまうと、そういう人物は、自分だけを売りだがる。
だから、下の人が伸びない可能性がある。
必ずしも成績のよい社員が上に立つ(上に立たせる)という事が向いているわけではない。

 

・社員を育てたかったら、業績の数字でなく、その人物が100%頑張れているかどうかを見るべきだ。

 

”芝居でもっとも肝心なのは、何かが突出して目立ってはいけないということだ。
舞台装置、照明、音響、舞台、役者、脚本・・・・一つの要素を足した結果新しいものが生まれてこなければいけない。
役者がすばらしかったとか、舞台装置が豪華だったとか、脚本が優れていたとか、そんなものが評価されているうちはあだまだ二流なのだ。”(P151引用)

もともと劇団員をした経験からのコメント。
五行説を連想するなぁと思った。

 

 

”資本金は、わずか五十万円。六畳一間の民家を借りて、機械一台から「未来工業」を立ち上げたのだ。”(P155引用)

親が上海で会社をしていて、そこから日本にうっている。
親の会社でしばらく働いたあと、親の会社と同業種の「未来工業」で独立している。

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著書前半当たりの、会社の差別化で実際にしてる方法、
著書後半部の、
プラス思考マイナス思考などの思考の仕方、
部下の評価の仕方や誰を上に立たせるか?
あたりの部分は面白いと思う。

 

 

興味ある人は、図書館で借りて読んでね。

 

 

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